身を投げ出すようにベッドに横たわろうとする。
ベッドのマットレスに見えたものは水だった。水面ぎりぎりで気付くが、もう遅い。どぷんと水の中に飛び込む形になった。
水は透明度が高く、ラムネの瓶の色だ。
ただ、重いのか、どうも水流がもったりして、ぐにゃりぐにゃりと視界が歪む。
マットレスの厚さとは思えないほど、上の方に水面が光っている様子が見える。
水中は音がない。おかしなことに自分か、泡が出ていない。というか、水はどんどん私に入ってくる。それとも、私が溶けているのか。
目の前が真白になった。怖くて眼を瞑ったつもりだが、白が消えない。
よく見ると白に陰ができている。更に眼を凝らすと、布目が見える。
白のシーツで、ベッドの上だった。
誰がが教えるように囁いていったが、眠さに勝てず、そのまま眠ってしまった。
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