従兄弟やらもいて、どうやら家族でチームわけされているらしい。こちらに母が居る。
土手まで走って、柘榴を見つけるゲームらしい。
しかし、大きくて立派な柘榴は危険なところにしかない。行けるな、川に落ちても浅い、と確認し、猿か忍者のように斜面のコンクリ防波堤を行くと、すらすらと2個もとれた。意外と出来るな、と一息つく。
余裕ができて初めて、あの人が違うチームにいることに気付く。
あの人は柘榴を持たず、浅瀬を探っていたが、こちらの視線に気づいて、立ち上がった。
じろじろ見ていたのが恥ずかしくて、思わず立派な方の柘榴を渡す。
柘榴は玉ねぎの様な薄皮が向いてあり、白い瑞々しい綿状の中にきらりきらりと赤い粒が見えている。
割っても良いのでは、と思うや、長い指に制された。待てということらしい。熟すのは、この人が教えてくれる。
いつの間にか、古い実家の屋根の瓦の上にいる。3階は天守閣のようにみえる。
金の瓦が、所々めくれている。
先程猿のように走った際に私が仕出かしたものらしい。
指をくいと上げると、瓦がパズルのように元どおりになった。
裸足の足の裏が瓦にあたって、心地いい。
顔を上げると霞がかった山まで、青い田んぼが続いている。
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