2013年6月7日金曜日

銀色猫柳

ころころと遠くで音がする。
何か風か吹いて、低い音の鈴が鳴っているようだ。

キラキラと白とレモンイエロウがいい香りだ。
からからと乾いたいい風が猫柳を空のティーカップに運び入れて行った。
白い猫柳がもぞもぞ動いたと思ったら、小指の先程の、銀色ペルシャ猫であった。
銀色猫柳はティーカップのつるつるが楽しく、いい気持らしく、ころころ笑う。

ああ、先程から聴こえる鈴の音は銀色猫柳であったか、と合点する。

0 件のコメント:

コメントを投稿