2013年6月16日日曜日

才能マーケット

だだっ広い白いホールに小学校で使うような机が無数に並んでいる。しかも、一列しかない。所々に申し訳程度に蔦が生えている。広過ぎるからそう感じるのか。

同僚が座り始めた。
今日はコンペらしい。アイデアを形にして、それが評価されるようだ。
私も考え始める。

どうも、テーマがよくわからない。同僚がどんどん形にし始めるので、参考にして自分なりの何かを考え出す。遅れをとっているので、焦るが、嫌な焦りではない。何かできるはずだ。

すぐ後ろに座っていた同僚はカエルをテーマにしており、頭の左右上部にピンポン球を忍ばせて、グリーンのニット帽を顔まで被っており、なかなかのアイデアと思う。
プレゼンでもウケそうだ。褒めると、満足気に照れている。

私はアイデア、しかも役立つもので勝負だ、と思う。ピンとくるものがでたので、プレゼン用の試作を検討し始めた。具体化の条件を考え出すと、とまらない。すぐそばにあるドアから出て、材料を探しに行こうとする。

ふと、蔦の葉の明るい黄緑が目に止まった。

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