同僚が座り始めた。
今日はコンペらしい。アイデアを形にして、それが評価されるようだ。
私も考え始める。
どうも、テーマがよくわからない。同僚がどんどん形にし始めるので、参考にして自分なりの何かを考え出す。遅れをとっているので、焦るが、嫌な焦りではない。何かできるはずだ。
すぐ後ろに座っていた同僚はカエルをテーマにしており、頭の左右上部にピンポン球を忍ばせて、グリーンのニット帽を顔まで被っており、なかなかのアイデアと思う。
プレゼンでもウケそうだ。褒めると、満足気に照れている。
私はアイデア、しかも役立つもので勝負だ、と思う。ピンとくるものがでたので、プレゼン用の試作を検討し始めた。具体化の条件を考え出すと、とまらない。すぐそばにあるドアから出て、材料を探しに行こうとする。
ふと、蔦の葉の明るい黄緑が目に止まった。
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