双天極電解水
2013年9月9日月曜日
肋骨魚艦
緑の美しい丘に立っている。
若い芽が出たばかりの丘は輝く黄緑で溢れかえっている。
奇妙に静かな山脈の向こうへ鳥の群れが逃げて行くのが見えた。
唸る空気と共に黒い影が山の尾根から現れた。
飛行戦艦である。
昨日追求の末、黒く光る鉄骨がむき出しになっている。でかい図体に見合わぬ機動性は、無数の節を反映した設計の賜物である。
プロペラを兼ねた方向変換の櫂が節と同様に無数に艦の側面に出ており、骨と内臓だけの巨大な魚の化物が空を泳いでいるかに見える。
魚は悠々と頭上を超え、何処かを喰いに去って行った。
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