2013年9月17日火曜日

猛犬注意

マンションの一室で水商売のバイトをすることになった。明るい茶色のカツラをかぶって、お化粧を始める。備品の化粧品ケースにはたくさんのアイシャドウや口紅が並んでいる。ベージュと茶系のアイシャドウがうまくはいる。残るはつけまつげのみである。
ふと、トイレに行きたくなって、トイレに入ると、犬のなく声が聞こえた。何故かトイプードルだ、と思う。
薄暗い中で、足元に妙な粘度の液体が流れ込んできて、咄嗟にトイレの上に登った。すると、液体は流れるほど大量の血であることがわかった。
ごとり、とキッチンに入ったママが熊ほどの大きさのどす黒い影に頭半分食い千切られ、絶命し、倒れる音が響いた。影はむくむくと揺れている。シルエットは相変わらずもこもこのトイプードルのまま、拡大したようにでかい。大きくなると、頭の大きさがバランス悪く、酷く気味が悪い。
キッチンの影から通路を音もなく走り、ドアを突き抜け、外へ出た。追ってくる様子はない。必死に警察を呼んでくれと叫ぶが、頭のどこかが冷えており。警察では熊ほどの大きさの狂犬は退治できないなと思う。

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